チーズ 『ウォッシュタイプ』 『青かびタイプ』
目次
ウォッシュタイプ
【特徴】
チーズの表面に菌を繁殖させて中心に向かって熟成が進みます。外皮を塩水や酒で洗いながら熟成させるのは、熟成速度調整と匂いが強いため、菌の量を調整しています。洗う材料によって風味や味が変化し、個性的で独特の匂いとなります。
匂いが強いのは表面だけで、中身は比較的マイルドでまろやかな風味です。
フランスのウォッシュタイプ
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エボワス(夏)
チーズの王様
ワインやお酒によく合う
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青カビタイプ
青カビは固めて水を切った乳に青カビをまぶしてからチーズの形をつくります。なのでウォッシュタイプとは逆にチーズの中の方から熟成していきます。
チーズの内部に不定型な隙間を作ることによって、その隙間にそって青カビが繁殖するので、切り口は特徴的な模様になります。
青カビタイプは風味が強烈で味も濃厚、塩味が強いのが特徴ですが、好みの人にはたまらないようです。
スペインの青カビタイプ
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カブラレス
幻のブルーチーズ
肉料理・パスタ・日本酒
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イタリアの青カビタイプ
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ゴルゴンゾーラ(春)
世界三大ブルーの一つ
辛口はビカンテ
日本で人気甘口のドルチェ
イギリスの青カビタイプ
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スティルトン(秋から冬)
イギリス伝統のブルーチーズ
レーズンと合う
世界三大ブルーの一つ
フランスの青カビタイプ
チーズとして初めてAOCを取得
洞窟に置き忘れ取りに戻ったら青カビが生えていたことから
洞窟で熟成するようになった
世界最高のチーズの一つ
大きな塊をサワーブレッドと一緒に食べるのが至福の美味しさ
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ブルー・ドーヴェルニュ(春)
ロックフォールによく似ているが羊ではなく牛の乳を使用する
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ブルー・デ・コース
AOC取得
夏はマイルド、冬は濃厚
牛乳でつくられ熟成期間は少し長い
ロックフォールの逸話
イタリアのプレイボーイ カサノヴァの言葉
「ロックフォールを食べ、シャンベルタンを飲めば、消えかけた愛は再び燃えたち、芽生えたばかりの恋はたちまち成就する」
この言葉でロックフォールとシャンベルタンが爆発的に売れたとされています。
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- 発売日: 2017/10/17
- メディア: 食品&飲料